ホームページを見ていたら、何かの拍子で突然「ウイルス感染警告」みたいなメッセージが表示されることがあります。
落ち着け、と言われても・・・
物騒なメッセージや音が出たりしてとにかく焦るらしく、尾木ママもひっかかったことがあるとか。焦って電話をかけたりすると深みにハマっていくようです。
ときどき同僚がひっかかって相談に来ます。なぜか同じ人が複数回ひっかかります。仕事中にこんなの出たらそりゃ焦るよね。
「どうしたらひっかからないか」はなんとも答えようがありません。
こういうときは落ち着くのが一番なのですが、なかなかできないのではないかと思います。
対処方法を紹介しているホームページを知っていても、ひっかかったときにそのページは見れませんし。
習うより慣れる
2023年12月末にIPAが体験サイトを公開しました。雰囲気もあって、よくできていると思います。
ということで、いきなり遭遇する前に無害な体験サイトで体験してはいかがでしょうか。
一度体験しておけば「ああ、あれだな」と人ごとのように感じることができるかもしれません。
音が出ますが、それも慣れるために必要なことですのでしっかり体験するようにしましょう。
なお、スマホはサポート外で使えません。
引っかかった時の対処
偽セキュリティ警告画面の基本的なつくりは「フルスクリーンにして「閉じる」ボタンが見えないようにする」ということです。
ESCキーの長押しでウェブブラウザのフルスクリーン表示を解除できます。解除するとウインドウを閉じるボタンが表示されるのでウインドウを閉じましょう。
これができないときはウェブブラウザを強制終了させると復旧できます。
強制終了の方法はOSによって異なりますので時間があれば一度確認しておくと良いでしょう。
WindowsOSのパソコンなら「Ctrl + Alt + Delete」のキー三つ押しを使う方法がオススメです。
MacOSは「Option + Command + Esc」のキー三つ押しを使う方法がオススメです。
スマホはアプリの終了で良いと思います。
最悪でも、電源ボタンを長押ししてPCの電源を切って再起動すれば元に戻ります。
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職場のIT研修などにいかがでしょうか。