オンラインストレージはMicrosoftOneDrive(以降、OneDrive)とGoogleドライブがメジャーです。すでに利用している方も多いと思います。
無料で利用できる範囲で比較すると、OneDriveは5GB、Googleドライブは15GBでかなり差があります。
実際にどのくらいのファイルを保存できるのか計算してみます。
保存するデータは主に文章と画像ではないかと思います。動画は尺(長さ)でファイルサイズが全然違うので割愛します。
文章データ
以下のテキストデータを利用します。
プレーンテキストの場合、35,917文字で107KBです。
MS-Wordにコピペしてdocx形式で保存したら54KBになりました。
OneDriveにアップロードしたら53KBになりました。
Googleドライブにアップロードし、Googleドキュメントとして保存したら38KBになりました。
ということで、OneDriveには約99,000個、Googleドライブには約414,000個保存できます。
表計算データ
以下のテキストデータを利用します。
プレーンテキストの場合、2,973行で281KBです。
MS-Excelでインポートxlsx形式で保存したら222KBになりました。
OneDriveにアップロードしたら217KBになりました。
Googleドライブにアップロードしたら217KBになり、Googleスプレッドシートとして保存したら、偶然にも文章と同じ53KBになりました。
ということで、OneDriveには約24,000個、Googleドライブには約296,000個保存できます。
画像
スマホで撮影した写真はJPEG形式ならファイルサイズが1枚当たり約2〜4MBで、A3に印刷できるくらい高品質です。仮に4MBで計算してみます。
OneDriveには1,280枚、Googleドライブには3,840枚保存できます。
適当に合算してみる
OneDriveには文章を500個、表計算を500個、画像を1,200枚くらい保存できます。
Googleドライブには文章を500個、表計算を500個、画像を3,800枚くらい保存できます。
一般的な用途なら、OneDriveで十分、写真が多いならGoogleドライブのほうが安心できそうです。
データの削除を見越して整理する
残り容量が少なくなってきたら、当面使わないデータをダウンロードしてPCやSDカード、USBメモリに保存することになると思います。削除できるならそれが一番ですが、写真はそうもいかないのではないでしょうか。
残り容量が少なくなってきたらとりあえず空き容量を増やさなくてはなりませんが、多数のファイルを一つ一つ見ながら要不要を判断するのはメンドウです。
こういう事態になる前に、ファイルをドライブにアップロードするときに年ごとにフォルダを分けておくと良いでしょう。あとで1年分をまとめてダウンロード、削除できます。
ポイントは日付で分けることです。データは古くないと諦めがつきません。削除は諦めそのものですから、諦めがつきやすいようにフォルダ分けしましょう。
内容で分けてしまうと結局内容ごとに要不要を判断しなくてはなりません。
よく使うもの、継続して使うものは、それはそれでフォルダにしておくと便利です。