お客さまと打ち合わせ。
私「いまサーバーはA社とB社をご利用のようですが、サーバーでできること、できないことを調べたいので契約しているプラン名を教えてくれませんか?」
お客様「いまわからないので調べてお知らせしますね」
書類がなければ請求書からたぐる
契約当時の書類が残っていればいいのですが、そういうところは少ないです。
どうしても書類が見つからなければ請求書からたぐりましょう。
よほどのことがない限り、サーバー・ドメインの費用を支払っていますので、請求先に問い合わせればサーバーの詳細がわかります。ただ、時間はかかります。
意外なことがわかるときもある
このお客さまはサーバーのことを調べるのにあちこち電話するはめになったらしく、現状がわかるまで時間がかかりました。
結局、このお客さまは業者の間借りになっていました。当時としては有名なレンタルサーバーを業者が借り、その中にお客さまのホームページがある、という状況です。
サーバーの使用料の請求書は業者から来ている、ということです。
お客さまは「これはちょっとねぇ・・・。良い機会なのでサーバーもドメインも当社名義で新しく借りてスッキリさせます。そのほうが費用も下がるってことでしょ?」
間借りが悪いわけではありません。良心的な費用で間借りさせてくれる人も見かけますし。
このお客さまは「組織として自分の契約状況も把握できていないようではマズイ」と考えたようです。
今回はいろいろな事情が重なってました。
- サーバー・ドメインを複数契約しているが、そのうちの半分にだけ業者が入っている
- ドメインは再編前の社名で登録されている
- 組織としてはしっかりしているのでサーバー・ドメインのような継続的な支払いは機械的に処理される
- 定期的に担当者が変わるため、当時のことを把握している人がいない
誰も、何も悪いことしてないんですよね・・・。いつの間にかこうなってしまう。